先週から今週にかけては、会社で大きな組織改正やら異動があり、非定常業務に忙殺された。別れと新たな出会いの季節と言うと響きがいいが、実務的には業務運営やシステム関連の見直しなど、いろいろ決めなければいけないことがでてきて、年度末の業務とあわせ時間をとられてしまい、一旦いろいろな思いは心の片隅にやってとにかくお仕事、お仕事。
カリカリとした日々が過ぎ、漸く週末に突入。
この二週間できなかったから、久しぶりの散歩にでる。疲れた目をふと空に向ければ、木蓮の花。象牙色の濃淡が墨絵のようだ。
木蓮は地球上で最古の木の花と言われているそうで、なんと1億年以上も前から在るとのこと。蘭に似ているから木蘭とも、蓮に似ているから木蓮とも書く。
木蓮に夢の様なる小雨哉 夏目漱石
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