世界的にコロナの猛威。多くの客先は1-2週間前に既に騒ぎになっていた。とうとう日本の君達もかと言われた。国によって生活環境もビジネスの状況もだいぶ異なり、「商談延期」という一言に対し、今後の見通しをどう想定するか。客の国、地域、製品分野によってだいぶ変わる。
今週からテレワーク。骨折の時に1ヶ月以上「ほぼテレワーク」をした時と比べると、2年経った今、東京オリンピックを想定し会社も組織として仕組みをつくってきているので大分業務は円滑にできるようになっている。
集中できるし、家族と過せることは安心だし、通勤の二時間を別に使えるのでいいことづくめだ。ただ、集中しすぎて気がついたら2-3時間座って画面を見据えて調査・分析・資料作成していることも多く、アラームを鳴らして強制的に立つようにしないと体に悪い。通勤しない分運動不足になる。
また、家での素の自分と会社での自分は当たり前だが異なり、なかなか素の自分に還れる場所でアグレッシブな会社での自分を出すのも難しい時がある。部屋の扉を閉めて気持ちを切り替えるなども私には必要。
今週は雨、嵐のような大風、寒いかと思えばいきなり20度と天候が変わった。家の前の桜も、はや葉桜になりかけている。
花発多風雨
人生足別離
子武陵 「勧酒」より
井伏鱒二の超訳にかかると「花に嵐のたとえもあるぞ サヨナラだけが人生だ」となる。
3月から4月、例年、卒業式で別れ、4月に新たな出会いがある季節。今年は形式的には明確な区切りのない気分のまま新年度に突入した感があるが、この漢詩を想いうかべ、「花を咲かそう、多くの雨風が吹くかもしれないが」と読みたいもの。
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