2020年1月3日金曜日

キャリア

昨年は、例年よりも多くの人との出会いと別れが会ったように感じる。多分毎年同じ位、知り合い、物理的に、或いは気持ち的に離れていく人々がいるであろうに、何故か年末年始に殊更にそう思った。

出会いは、ブログにも記載したキャリア・カウンセリングのスクーリングの先生、アドヴァイザー、そして何よりも毎週共に闘ったクラスメイト達。

別れは、会社関係が多く、一応物理的なものなので、連絡をとりあえばいいだけの話しなのだが。特に印象的だったのは職場の総合職の女性が少ない中、3人が新たな職場に旅立っていった。いろいろ事情は異なれど、それぞれ悩み、考え抜いて、最後は実行した。結果がどうであれ、それを受けとめ、自分のものにしていく強さがある人達なので、次に会う時にはまたいろいろな話ができるだろうと楽しみにしている。

「キャリアとは、個人が生涯を通じた職業選択にかかわる活動・態度と、働くことにまつわる・・・個人の生涯にわたる生き方(ライフスタイル)のプロセス(過程)」(GCDF)

自分がキャリア・カウンセリングの勉強をはじめたのは、今考えると、デュオ・ポッキーズの友人の話をきいて、自分のキャリアについて再度向き合ってみようとしたのだと思う。彼女は金融機関に長く勤め、役職的にも素晴らしい達成をしながら、円満退職の後に大学院に入りなおして新たな学びを開始した。彼女のその決断を聞き、約束された安泰・安全な残りの定年までの時間と、以前からやりたいと思っていたことを天秤にかけ、後者を選択したことに、ある意味衝撃を受けた。社会人として、総合職としてフロントランナーを共に務めた世代として、違う会社にせよ、いろいろ同じような慣習や偏見と闘ってきて、そして学んで乗り越えてきて、今この期にそういう決断をしたのか、、、と強く刺激を受けた。


陽に向かってまっすぐに顔を向けて、目指すところに向かっていつもひた走っている友人は、この花ゼラニウムのよう。そのエネルギーに触発されるばかりだ。

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