2025年5月4日日曜日

最後の授業 平井和夫

なにげなく聞き流していたNHKの番組の中で、平井さんの「最後の授業」。

場面が切り替わりいきなりICU(国際基督教大学)のキャンパスがズームアップ。

平井さんの人生の振り返りはちょうど日経の「私の履歴書」で1か月読んだばかりだったので、ちょうど寝るために電源OFFするつもりだったが。

キャンパスから平井さんの登場となり、聴衆にいくつか質問をしながら、答えにコメントをする講義形式で自然に始まった。

はじめの部分では、話していることは日経の「私の履歴書」と重なるものが多かったが、対話形式のライヴ感あり、何百回と話してきたであろう内容は腹の底から(あるいはそう信じ切ろうとしているのか)説得力あるレスポンスの仕方で、聴き惚れた。この人は、対話は数多くこなしてきたのだろう、明確に端的に自分の考えを述べている。

あなたがリーダーに求めることは?一方であなたが上司に求めることは?ギャップは何故おこる?

聴衆にも身近で切実なこんな問いかけで相手を惹き込んでいき、エンディングには「自分が自自分の人生のリーダーたれ」「らしいという伝聞ではなく自分で経験しよう」と誰にでもわかりやすい言葉でしめくくった。

ICUは今頃キャンパスは緑豊かで一番いい季節だろう。梅も多く収穫してジャムを作っている人もいるという。写真は梅の実。

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