2025年1月19日日曜日

バッハ インヴェンション 第3番

昨年アマコンが終わってから、次の1年どうピアノを練習しようか考えた。

25年度のアマコンには、母が好きなショパン ノクターン 第13番を弾こう。プロにとっても難易度高いと言われる曲。私には分不相応に難しいので、今年のようにGWから練習するというのはナシ。早めに、少しずつでいいので弾いていこう。アマコンに出すには曲の長さが足りないので、もう一曲必要だが、それはまだ決断できていない・・・。

フランス音楽講座には、ショパンか、関係ないがフランスの小曲をもっていこう。できれば練習にあまり時間をとられたくないので難しくない曲を。

今のピアノの先生に習えるうちに、バッハをやりたいと思った。実は3年前から思っていて、平均律を練習はじめたが、アマコンの曲に時間をとられ、平均律のプレリュードとフーガ第1番で2年連続挫折。先生に相談し、もっと基礎的な曲にし、バッハで基本を学びながらも、できれば月1曲ずつ進み、自分が飽きないようにしたい。先生からはではインヴェンションをしましょうと提案を受けた。インヴェンションは小学生から中学生にかけて最初の15曲は練習したので、楽勝サ、と思って始めたが、甘かった。

第1番に2か月、2番は無理やり1か月であげて、3番へ。第1番のレッスン、一生懸命練習してもっていったところ、先生からは「このテーマのフレーズはどこまで?」「このフレーズはテーマの逆の形ですね?」「これだけ音が飛んで、気持ちは高揚するのでは?」「転調してどう調性は動いていっているのでしょう?」。指摘されるとそうだと理解できるが、自分では楽譜からそこまで読み取れなかった。弾けるけれど楽譜を理解していなかったのだなあとかなり落ち込んだ。

それからは、練習する前に読譜し、自分の考えを伝え、指摘いただいてから練習することにした。そうすると面白い。これで7割読めたか!と思ってもっていっても2-3割までしか、楽譜からのサインに気が付いていないことがわかる。楽譜と対話しているようで、知らなかったことが理解できてきたようで、楽しい。

さあ、次回は第4番の読譜をもっていこう。



2025年1月13日月曜日

大切にする

3連休の最終日。やらなければいけないと思っていた勉強と家事を同時進行で泥縄的実行。

7:30に30分英語。朝食のあとは、電力が安い10時までに掃除機をガンガンかける。

お風呂の掃除の後、10:30からまた英語。干していた卵の殻をミルでひく。これで台所用研磨剤の出来上がり(実は頑張って棒で粉砕しようとしたが自分の肩が粉砕され断念。ネットという文明の利器で確認し、ミルを使っても良いことがわかり、10秒で実行)。

干していた煮干しとかつお節をミルでふりかけに。ごまや昆布を加えて美味しくできた。充実感あり。

その後、干していた大根の皮を取り入れて水に浸し、切干大根をつくる。ゴマ油と赤トウガラシも入れて、ちょっと中華風。痺れ系。更に充実感アップ。

早速昼食のお供にし、片づけて、14:30からまた英語。その後は新聞、ダンボールなどリサイクル系ゴミをまとめてゴミ収集場へ。あっという間に夕方。寒くなってきたから湯たんぽをわかし、これから大根の身の方で湯豆腐を準備しましょ。生姜もいっぱいすりおろしてはふはふ言いながら食べれば、それだけで身体も温まる。

と、自分で考えてやっているように見えるが、卵の殻も、煮干しの再利用も、大根の皮の活用も、母の昔からの工夫を引き継いだだけ。なんでも自分でやってきて、人の世話をずっとやいてきた人だが、もう身体がきついのだろう。今度は私が代わりにやろうとしてみた訳だが、やってみてはじめて、ものを大切にするというのはこういうことだったなとか、丁寧に生きるということはこういう感覚なのかなと思う。


2025年1月12日日曜日

フランス音楽講座 プーランク ノヴェレッテ第3番

昨年の話で恐縮ですが、12月の講座にもっていた曲。

プーランクが親交のあったスペインの作曲家、ファリャの「恋の魔術師」の中のメロディに刺激されて作曲した小曲。原曲はト長調・7/8拍子だが、これをプーランクはハ長調・3/8拍子へ変更した。

「ノヴェレッテ」とは「短編小説」という意味。3つのノヴェレッテのうちの1曲だが、最初の2曲は1928年に、最後のこの曲は1958年に作曲され、30年も時が経っている。1曲目はとても素直な曲想で、聴いているだけで前向きになれる。どこか懐かしく、第一次大戦が終わって10年、漸く平和を実感できた時期に書かれたのも頷ける。2曲目はこの人の代名詞である「ナゼルの夜会」の事前構想のように思える。力強く、皮肉っぽく、人を驚かしては喜んでいるような。

そしてこの3曲目。メロディは単純で、そしてとても美しい。ファリャのオリジナルから3拍子に変わったことで、7拍子といったあまりクラシック音楽では馴染みのない拍子、ラテンで野性的な鼓動が消え、優美さが全面にでてきている。その優美さが短調の旋律から憂いを引き出し、増幅するように左手の内声がプーランク独自の悩ましい和声で唱和する。同時に、右手の内声はシンコペーションで、微かなラテンの名残をリズムとして刻む。

と書くと、そうなんだー、と言って聞きたくなるだろうが、ちょっと待って欲しい。楽譜もそれほど難しそうに見えないのだが、実は非常に音が飛ぶ(遠い距離をいったりきたりする)し、左手が予想と違う動きだし(たとえば、メロディは盛り上がっているのに左手はシュルーと下がっていく)、加えて曲のダイナミクスが定型と逆(普通最初にfでメイン、繰り返すなら影のイメージで弱めに弾くのに、最初がピアノで次がフォルテですか?)と私にとっては弾くのが当初予想より難しかった。

そうなんだー、と言って聞いてみる方は、どうぞ 美しいさの裏にあるプーランクの弾きにくさにも思いを馳せてみてください。


2025年1月4日土曜日

お勉強 英語

会社がオファーしてくれたので、英語の研修を受けている。

昨年6月に開始し、かなり細かく毎月進捗をチェックされる。始めは、会社もやる気に報いるのか?と思って結構積極的にやろうと思っていたが、仕事で時間がとれず、設定のペースにどんどん遅れ、プレッシャーを受けると更にやる気がなくなり・・・。アラームも鳴りまくり。

だが、コンテンツ自体はかなり実践的で面白い。時間さえあれば・・・。ということで、半年間やっていなかった研修をこの休みにガシガシとこなしている。コンテンツが「お勉強」のためのものだったら、やる気は出なかったかもしれないが、外資系に入ったら、英語でコミュニケーションをとらなければ客がいるなら必要だと思う内容が多いので、どうにかこの一週間頑張れた。Financial Planningでは、日本の資格はとったのに英語では説明できないのね!ということが分かったし、自分の仕事のことだったら結構先生に褒められる位には積極的に話せることも自信になった。また、人に不幸があった時に寄りそう表現、転職インタビューの時の売り込みの仕方、会議で意見を出させやすくするファシリテーションの簡単な技術など、英語を抜きにしても必要な自分の意見の整理にも役立つ。あと一日。仕事が始まると時間がなくなるが、明日までは頑張って研修に注力しましょ。


早朝散歩。水面の木陰と青空のコントラストがよくて、本当は画像編集して浮世絵風にしてみようかと思ったが、写真自体の色合いも良かったのでこのまま皆様に。

2025年1月3日金曜日

乙巳(きのとみ)の年

今年は巳年。

だが、ネットで調べてみると、更に60年に一度の「乙巳」の年である、との解説。成長の兆しを表す「木の陰(乙)」と、発展や転換を象徴する「火の陽(巳)」が組み合わさるので、新たなエネルギー、挑戦、革新が注目されると記されている記事が多い。

翻って我が家の正月は、一言で表すと「休み」。早朝散歩、ゆっくり家族と会話、そしてよく休んでいる。やらなければいけないことは沢山残って、忘れないようメモし、メモだらけなのだが、この3日間は自分を甘やかそうと決めて。

正月の花を買いに行った時、母が好きなグロサリオ、元気が出そうなので思わず手にとった。我が家には大きすぎる花なのだが・・・。この躍動感溢れる花、私も好きで、「ダンス・ダンス」と愛称をつけている。好き勝手に伸びるエネルギッシュな様は、乙巳の幕開けにふさわしいと嬉しく眺めている。

2025年1月1日水曜日

昭和100年元旦

言われるまで気がつかなかったが。まだ昭和と共に生きた年数が多いからか、こういう表現をされると100年かと感慨深い。

今年は正月に災害が起きることなく過ごせそうだ。それこそが佳い一年の始まり。能登半島地震に始まり、様々な政治的激動が起こり、ウクライナ戦争が終わることなくまたあらたな戦争と紛争に火がついた2024年。今年は、日常が日常であり続け、皆が安全な年となりますよう。