イギリスのビジネスパートナーから のプレゼント。
お母様と召し上がって下さいと。ケンブリッジに工場があるHotel Chocolatのチョコレート。黒い箱に銀色の雪の結晶が、物静かで美しい。毎日1つずつ新しい窓を開けて、クリスマスに因んだ型でつくられた小さな作品をいただいている。
キリスト教徒でもないのにクリスマスを祝う必要性はないと思っていた時期もあったが、教会学校に通っていた幼稚園・小学校、プロテスタントの学校で学んだ中高・大学と、毎年宗教とは何だろうと考える機会でもあった。
宗教的な意味合いは横に置いて、クリスマスは家族の時間でもあった。甘いもの好きな父が、大手を振ってTOPSのチョコレートを片腕に、もう片腕には家族へのプレゼントと共に帰宅した。子供は子供なりに「肩もみ100回券」や、手書きのカードを書いて渡したり。毎年の行事だから特に深く考えずにイベントとして楽しんでいたが、今振り返るととても懐かしい。母が作る料理やお菓子のバターの香り。父の帰りを待つわくわく感。モノはいつかなくなるが、思い出は、なお活き活きと蘇る。
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