サクラサク
携帯などなく、パソコンもメールもなく、電話もレアな時代、合格通知は「サクラサク」の電報だったと聞く。
今週、今風に「サクラサク」の嬉しいニュースをいただいた。DUOポッキーズの友人から、LINEで合格者の番号の下に佇む姿の写真が。文字はなくとも一目でわかる。東大大学院の博士課程に合格したんだ!おめでとうございます!
彼女は総合職制度が施行された一期生で、ずっと会社で、社会で、制度を牽引する立場としてひた走ってこられた。大手銀行に入社、会社派遣で欧州でも研修、国内勤務も、証券会社への出向、支店長経験もあり、傍からみれば絵に描いたようなエリート街道まっしぐらに見える。しかし思うところあり、早期退職、大学院へ。
初めてその話を聞いた時に、その決断に驚愕。英断と実行力に、ただただ、憧れのまなざしを向けるしかなかった。同じ世代の者として、自分に同じ位のキャリアとか、こう生きていきたいという想いや覚悟があるかと言われると、日々の暮らしに追われているともごもごこたえるしかない自分とは雲泥の差だ。
He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life. / Muhammad Ali
リスクをとる勇気がないなら、人生で何も達成できない。モハメド・アリ
私自身は何度か転職を考えながら、今の営業職の面白さに、結局継続している。だが、それは最善か。馴れてないか。変化を面倒に思っていないか。
友人の仕事ぶり、勉学の喜び、話をきくたびに、自分に問いただす。刺激をいただいてばかりだ。
家族の体調が悪く、妹が見舞いにきてくれた。おひさまのような菜の花をもって。もう少し。あともう少ししたら、春がくる。
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