2019年は実は(と言っても自分が知らなかっただけ)プーランクの生誕120年だった。2019年1月7日にプーランクお誕生日おめでとう!と書いていた人のブログを読んで気付いた訳。
フランス音楽講座で受講生が「ナゼルの夜会」を弾いたり、青柳いずみこ氏が「小象ババールの物語」をとりあげたりされたので、その自由な作風に興味をもったものの、今年1月7日時点では全く自分が弾くことは想定していなかった。
本当は弾きたいなという思いもあったが、それはいつかもてる自分の時間の為にとっておき、コンクールの曲は別にと思っていた。
だが、弾きたいと思った曲を練習し、アマチュアなんだからコンクールにもっていってもいいじゃない!と思うようになった。心境変化である。
コンクールに対する自分の気持ちが変化した(コンクールで受け容れられる曲を弾くべしと思ってきたが自分の弾きたい曲を弾いて、アマには分からないコンクール用の曲じゃないじゃないと評価落とされてもいいじゃないという変化)。それに、プーランクの曲は弾いてみると弾きにくく(自分にとって予想したような音にいかない)、とても短い即興曲を練習しているのにもかかわらず仕上がらず、「得体の知れないもの」としてもっと知りたくなったから。
そういう訳で、「好きなメロディが時々ある」だけではなく、「気になるプーランク」として、追っかけをしてみようかなと思っている。
我が家の花、ちょっと趣向を変えて横貌を撮ってみた。
正面からみると、絢爛。香りも艶やかに、座を支配するが如く美しく咲き誇るオリエンタルリリーだが、このアングルからだと意外と華やかというよりも柔らかく、しなやか。
百合の横貌。人と同様、いつもと違う表情は、思いもかけぬ邂逅なだけに、印象深く心に刻まれる。
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