シソ科、マンネンロウ(ロスマリヌス)族。この属名から和名は「迷迭香」とも「万年蝋」とも。学名Rosmarinus officinalis。ここまでくるとローズマリーと分かるのでは?ラテン語のRos(露)+marinus(海の)に由来するという。
強壮剤として使われたり傷につけたり。ウルソール酸が肌に効く、ポリフェノールが若返りに良いとも。肉を焼く時に使えば食欲をそそる香りを醸し出す。
はじめてガーファンクルの「スカボローフェア」を聴いた時には、このローズマリーの実物を知らず、どういうものかと想像したもの。イングランド民謡のスカーバラ・フェアにガーファンクルが曲をつけたという。この民謡ででてくる、「パセリ・セージ・ローズマリーとタイム」という人気ハーブの順番か?と思う歌詞の一部は「魔除け」のおまじないとも聞く。花言葉は「思い出」に関する言葉が多い。「追憶」「私を思って」「あなたは私を蘇らせる」。実際的な効用と詩的な象徴をもつハーブ。
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