子供の頃、教会でペーパーフラワーの作り方を習ってカーネーションをつくって贈った。
話したことはないが、母にとっては「母の日」は「家族の日」だったのではないだろうか。若い頃は店ももち、海外にも行こうとしたこともあった人が、結婚して家族ができて専業主婦となり、全ての時間を献身的に家族に捧げてきた。身体もきつく、大変なことの方が多かっただろうに、母の日に幼い子供達が「ママ ありがとう」とよくわからないながらお祝いのように口にした言葉が、報いだったのかもしれない。
もう下手なカーネーションを作ったりはしないが、今日は聴いてくれるならば母の好きな曲を何曲かピアノつま弾きたいと思っている。感謝をこめて。
母の日の母の齢を延べ得るんや 清水基吉
0 件のコメント:
コメントを投稿