2023年11月19日日曜日

オーストリアウィーク

初ストリートピアノ。

先週、木枯らしというか冬台風?吹き荒れる中、日墺文化協会主催のオーストリアウィークのイベントとして、ストリートピアノに参加させていただいた。

話があったのは一週間前だが、決まったのは前日の夜で。自分の担当としては最大の需要家が来日、交渉する週のため、平日練習はできないわ、持ち曲は少なく悩みしろもないというか、それでも練習しないといけないのだが、どうしよう、という状態。結局土曜に漸く曲をきめて少し練習して、そのまま当日い突入。

オーストリアウィークだが持ち曲はフランス音楽ばかり。マスネ作 優しく歌うノクターン、歌えや踊れやでサルシッチャ(舞曲)、対比が面白い 黒い蝶、白い蝶、プーランク作 エディット・ピアフを讃えてで「枯れ葉」をイメージ、そのまま ノヴェレッテ2番、フォーレ作 ノクターン2番、最後にオーストリアに敬意を表してイヴァノビッチの「ドナウ川の漣」でしめくくった。

寒くて指が凍えて、予定していた一曲は弾くのをやめた。でも、子供はそばに寄ってきてピアノに触るし、屋台のホットワインを飲んでいた人が近くに寄ってきて気持ちよさそうに身体を音楽に合わせてくれたり。普段と違う聴衆の様子はみていてとても楽しかった。

(写真は日墺文化協会のHPより)

荒天にもかかわらず、気持ちの浮き立つひとときを体験させていただいた。

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