今日は山の日の祝日だが、海景の話。
友人が今年も丹精込めて作ったじゃがいもを送ってきてくれた。中にはゴッホの絵葉書が添えられて。初めて見る絵だった。
白波に、海は青かったり緑だったり、オパールのような色合いが美しい。丁度、まだ練習しているドビュッシーの「夜想曲」の冒頭のイメージにぴったりな情景だ。ピアノの近くの壁に貼って毎日眺めながら、どうやったらこんな風に光や影、色の変化を「自然に」表現できるのか考えている。
見ていると波音まで聞こえて涼しくなりそうなものだが、そこまでは流石に想像に身を任せられず酷暑は厳しい。
いただいたじゃがいもの方は。生のじゃがいもをそのまま嗅ぐと青臭い。地面からとってきたばかりなのが分かる。できるだけ手を加えずに味わいたい。2個は茹でて湯気ができているものに塩を振ってそのままいただく。バターを添えれば、それだけで幸せ。庭のローズマリーを切ってきてオリーブオイルで黄金色にカリッと焼けば、酷暑も乗り越えられそうな位、身体に英気が漲ってくる。有り難い夏の贈り物を堪能した。
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