2018年10月28日日曜日

沈黙の時間 静寂という花言葉 セダム レッドカウリ

中・高校時代の友達と横浜で。いつでも忌憚なく話ができるので、抱腹絶倒の失敗談から、時には辛い思いも打ちあけられる。大笑いしながら韓国料理に舌鼓を打てば、また明日に向かっていく元気も出ようというもの。

学校は中高一環の小さな学校で、学生数も少なく、全員が顔見知り。鬱陶しく感じる時もあったが、卒業してみると懐かしい。今よく「マインドフルネス」と言われるが、この学校では「沈黙の礼拝」が週に一度あった。20分だか25分、短いようで長く、その時考えることがあれば結構短く感じられる。礼拝なので神と向き合う時間という設定だが、多くの人にとっては自分と向き合う時間だったのではないか。人の話を聴く、音楽がメイン、いろいろな礼拝の時間があったが、長い歳月を経て今でも時折思い出すのはこの沈黙の時間だ。

セダム レッドカウリ。花言葉は静寂。マンネングサ属ベンケイソウ科。ラテン語の座る(sedere)が語源。岩や壁にでも張り付いて生えることからくるという。沈黙の礼拝を思い出させる花である。


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