母が注ぐのは水だけでなく愛情。だから植物が長持ちする。この葉牡丹(写真花瓶内3本の植物の中央)は昨年末に新年を祝う為に求めたもの。5ヶ月一緒に暮らしたことになる。
アブラナ科。別名牡丹菜、阿蘭陀菜。ornamental cabbage, ornamental kale, flowering kale。宮沢賢治は「縮葉甘藍(ケール)」と記すこともあったという。花言葉は祝福、利益など。「紅白」の目出度い色、葉の中心(色づいた部分)を赤ちゃんにみたて周りの葉が包むことから「祝福」。三国志の諸葛孔明が食用としたキャベツに似ていることから「利益」。
いろいろな種類があるが、こちらは「雪傘」という種。この写真からは信じられないが、儚げな薄紅色が美しく、名前がしっくり合う。薔薇ともトルコ桔梗とも違う柔らかな夢見るような色調が忘れ難いが、今のこの季節には若草のような緑が眩しく嬉しい。
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