月曜日の受診で、骨折部は約7割癒着にて、漸く1/3加重歩行の許可がでた。ただ、足の腫れが酷く、飲み薬に加え塗り薬もつけてとにかく腫れをひかせることに。ギプスが一因かということでやめてテープ固定へ。三点歩行時にかかる荷重で痛んで歩けなかった健足もどうにか耐えられる状態に。産業医の「安定的に出勤するに足る安全が確保できる」との判断で今週から漸く出勤可となった。自宅勤務状態が解けて本当に安堵した。
「1/3荷重歩行」とはどうやって1/3がわかるのか?と思っていたが、リハビリでは体重計に乗って体重の1/3の感覚をつかむというものだった。本当?と思ったが、まあ自分の身体の声を聞きながら自分で調節していくしかないのでしょう。1/3だと荷重をのせないよう、小幅で、骨折足に健足をそろえるワンー・ツーステップなので非常に歩みが遅い。急ぐ時には短距離しかできないが三転歩行で速度を上げざるを得ないので、結果的には混合で歩いている。会社はエレベーターが6台あるので、ボタンを押して開いても、そこに着くまでに閉まってしまうことが殆ど。そういう場合は三点歩行で身体を揺すり遠心力で距離を稼ぐ。
オフイスでは他にも気づく。健常な時には何でもない、椅子と椅子の合間も、松葉杖で、特に三点歩行で縫っていくには椅子の足に杖をひっかけないよう注意がいる。コピーをしても松葉杖で手がふさがっているので書類用の鞄を肩に下げたりして保管してから机に戻らなければいけない。ガリバー旅行記ではないけれど、視線・視野・行動範囲はその時の自分の物理的状態に束縛されるものだと身をもって実感している。
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