今週は尊敬する二人の大先輩の喪中葉書をいただいた。何かあればご連絡しよう、ご報告しようと思っていられるのと、もう物理的にそうできないのと、なんと大きな違いか。不精な自分を後悔しても遅い。お二人とも気さくで優しい第一印象と裏腹に、実は個性的で、気骨のある、情熱の人でもあった。宮沢賢治ではないが「こういう人に私はなりたい」と憧れも抱いていた。自分にとって心星という思いがあった、文字通り地球を離れ星になられてしまった。
一方、同じく今週、もう会えないだろうと思っていた昔の中国市場営業で頼りにしていたビジネスパートナーと再会することができた。懐かしく、嬉しかった。相手が鎧う間もなく蜂のひと刺しができるこの人は、相も変わらず含羞を含んだ笑みでまわりをまきこみ、初対面の人々も含めて楽しいひとときを設けてくれた。
人に泣き、人に笑った一週間だった。
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