先月は休んだので一か月ぶりの参加。
今回もまるでマルチプレーヤーによるコンサートのように多彩な曲目だった。面白かったのはオーケストラ曲のピアノ編曲版が多かったこと(その逆もあり)。グリーグのペールギュントから「オーゼの死」「山の魔王の宮殿にて」、ストラヴィンスキー火の鳥から「子守唄」、ワーグナー/リストで「イゾルデの愛の死」。聴いている方は、ただただ楽しい。参加しているだけで思いもかけない種類の曲が聴けて、まるでお祭りだ。
弾く方はオーケストラの各パートの弾き分けが難しいだろう。金管なら輝かしく、木管なら温かく時々ユーモラスに、弦は弦で主張するヴァイオリン、チェロに、寄り添うヴィオラ、支えるバス。
先生のご指摘や解説もライブ感高まり。
講座の狭い一室で、オペラの音楽堂で一晩過ごしたかのような心地よい疲れを感じ終わった。
そらはしずかに
ただひとつ
あさがおのさく
八木重吉
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