2022年4月24日日曜日

2か月経って

ウクライナ侵攻から今日で丁度2か月経った。

毎日ニュースに流れ、野球解説のようにアメリカが、EUが、日本のマスコミが実況中継を行う。それを見ている世界中の人達。そして自分。寄付位はしてもテレビやPCのこちら側でみている人達の一部である。コマーシャルになってしまえば飽食の日本の現実に簡単に切り替わる。

初めてウクライナを観たのは多分、小学生の頃、両親が見ていたテレビの洋画劇場で「ひまわり」が放映された時(写真はAMAZONより借用)。このひまわり畑はウクライナで撮影されたそうだ。ウクライナ大使館

勝手に盗み見たのと、子供だったのでストーリーはよく覚えていないのだが、第二次世界大戦に引き裂かれた若い夫婦の物語で、ソフイア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが演じ、子供心にはよくわからないものの理不尽さ、絶望を感じ取って眠れなくなったことを思い出す。音楽が心に迫り、今でも時折弾くことがある。


屋根の上のヴァイオリン弾きもウクライナに関わっていると知ったのは、私がよく立ち寄らせていただく「大屋地爵士(オヤジジャズ)」さんのHP。読んで、曲を聴いて。こういう「表現」で戦争の無残さを共有するということをあらためて感じた。
屋根の上のヴァイオリン弾き

最後に、これ程悲惨な状況になると思わなかった頃放映された、いつも観ている音楽番組。

ナターシャ・グジー

BGMで作業しながら聴いていたが、伸びやかな歌声に驚いて思わず座って聴いてしまった。楽器はバンドーラという弦楽器。録画していた時は彼女も短期間にこのような状況になるとは思ってもいなかったろう。この美しい歌声が自由に祖国で響く時がくることを願いつつ、せめて今はコンサート等で支援したいと思う。

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