七変化とも言われる紫陽花だが、何故色が変わるのか、
これは小学生の頃、酸性、アルカリ性という定義を習った時に、土壌の酸性度によって決まると習った人が多いはず。
だが、それは土壌の酸性に何が反応して青くなるのか、アルカリ性に反応すると赤くなるのか、忘れていた。
答えは、紫陽花の色素に含まれる「アルミニウム」だそうだ。
散歩の途中で出会った白い紫陽花。子供の頃はあまり見た記憶がないのだが、最近、花屋でもみかけることが多くなった気がする。ではこれは?色は変わっていく?
ネットでみると、白い紫陽花は、もともと色素を持たない品種であるため、何色にも染まらないとのこと。
象牙色に浮きあがった姿は、季節を感じさせる青や、華やかな紅でもなく、何の色にも染まらない凜とした佇まいで、目を釘付けにさせる。
夏もなほ 心はつきぬ あぢさゐの よひらの露に つきもすみけり
藤原俊成
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