前回のフランス音楽講座はクープランのLes Timbresをもっていった。「切手」。ラヴェルもバロック音楽の影響を得ているのでベース部分の理解の為にと思い練習した。
クープランは1668年から1733年。オルガニストの父が教えていたと思われるが10歳の時には亡くなる。国王のオルガニストが教育を引き受け、彼も教会のオルガニストを経由して国王のオルガニストとなる。
結構タイトルが、今の私達のイメージのクラシックと離れているものがあって面白い。Sarabande La prude「貞淑」 La dilligente「勤勉」 La flateuse「おべっか」 La dangereuse「危険」。
本命のラヴェルの水の戯れ。まだ譜読みが終わらない。繰り返しなのに一音だけ違う。繰り返しなのに一音だけ音価が違う。ラヴェルが好きな。クープランのロンドも同様に繰り返しがある。繰り返し。どういう意義で織り込んだのか。違う風に弾くか、同じに弾くか。繰り返しの意味は?
妹が父が好きなチューリップをもってきてくれた。活き活きとした美しい花。ふと気づくとラヴェルの楽譜にかかっている。
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