二十四節気では春の始まりとの定義。
この節気は紀元前の中国で太陽の動きに基づいてつくられた暦。この立春は一年の始まりも表す。だから中国では春節のお休みともなる。
立春の前日が大晦日ということで豆まきの節分の行事も今でも残っている。そういえば子供の頃は「福は内、鬼は外!」と言って、大豆を投げるふりをして食べたもの。
ニュースでは一昨日迄は暑すぎて梅が満開とか桜が咲いているとか。毎年「異常気象」と言っているので、何が異常なのか段々わからなくなってきている。一方、明日は関東でも雪との予想もあり、日々刻々と変わる天候に、身体が追い付かなくなる人も多い。
久しぶりに早朝散歩。白梅が少しずつ明るくなっていく空を背景にひっそりと咲いていた。別名春告草と美しい名前を思い出した。
こんな可憐な梅をみながら、そう読むかな。でも、また立春がきて、愚かに生きてきた私はまた愚かな一年を過ごすのだろうなあ、という一茶の自分への皮肉?は、かなしいかな、結構我が意を得たりでもある。
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