2024年2月25日日曜日

友情 感謝 思いやり

花言葉。日本では友情、イタリアでは感謝、フランスでは思いやり。

それはミモザ。今、散歩に行く公園で咲き誇っている。


各国の人々がそれぞれ佳きものとして言葉を寄せた花。早朝の淡い青空に、目にも鮮やかな黄色の満開の花を見て、ウクライナの国旗を想起した、そしてこの戦争が3年目に入る前にガザ紛争も再勃発して止まるところを知らない。この花言葉のうちの一つでも魔法の花粉のように風に吹かれて撒かれたら。

2024年2月12日月曜日

フランス音楽講座 プーランク/ノヴェレッテ1番 連弾・チャイコフスキー/スペインの踊り

1月はソロでプーランク 2月は連弾でスペインの踊りをもっていった。

スペインの踊りは、練習よりもアップテンポで弾き始めてしまったために、ファーストの彼女は大変!私セコンドは先生に看破されたとおり「楽よね」。でもノリは良かったと思う。舞曲だから、この本能的な音楽の喜びを感じてもらうのが一番。

1月は書きそびれたが、プーランクの「3つのノヴェレッテ」の第1番を弾いた。明るく素直なメロディーで始まり、ところどころメランコリックな雰囲気で、年初に合っていると思ったので。だが、平易に聞こえるが、そこはプーランク、可動範囲広く、なかなか大変。私には商品とはいえチャレンジングで良い選曲だった。


昨年2番を弾いたので、次は3番を譜読みしてみよう。

2024年2月4日日曜日

春告草

二十四節気では春の始まりとの定義。

この節気は紀元前の中国で太陽の動きに基づいてつくられた暦。この立春は一年の始まりも表す。だから中国では春節のお休みともなる。

立春の前日が大晦日ということで豆まきの節分の行事も今でも残っている。そういえば子供の頃は「福は内、鬼は外!」と言って、大豆を投げるふりをして食べたもの。

ニュースでは一昨日迄は暑すぎて梅が満開とか桜が咲いているとか。毎年「異常気象」と言っているので、何が異常なのか段々わからなくなってきている。一方、明日は関東でも雪との予想もあり、日々刻々と変わる天候に、身体が追い付かなくなる人も多い。

久しぶりに早朝散歩。白梅が少しずつ明るくなっていく空を背景にひっそりと咲いていた。別名春告草と美しい名前を思い出した。


春立や 愚の上に又 愚にかへる 小林一茶

こんな可憐な梅をみながら、そう読むかな。でも、また立春がきて、愚かに生きてきた私はまた愚かな一年を過ごすのだろうなあ、という一茶の自分への皮肉?は、かなしいかな、結構我が意を得たりでもある。