GW後半のはじまり。まだ気持ちの余裕があるうちに。
デュオポッキーズの彼女と連弾の練習第一弾。あらためて会って話してみると、最後に連弾をしてから2年スキップしていて3年ぶり。
今年は前々からやりたいねと話していたビゼーの「子供の遊び」から。「ブランコ」「回転木馬」「ラッパと太鼓」。余力があれば最終局の「舞踏会」を弾く予定。早速3曲を練習することに。
はじめの通しは二人とも慎重になり、ゆっくり弾きすぎて何を弾いているかわらかなくなってしまった。苦笑い。私達らしくないんじゃない?ということで、まだまだ弾けないのが当たり前と開き直って、今度はインテンポで。少し早く弾いてみようかではなく、いきなりこの速度まで飛んでしまうのが「私達らしい」。今度は音も派手に飛んでしまったが、それでも流れはつかめ、しかもどうにか落ちずに最後までいき、なにやらひと仕事なし終えた充実した気分に。
そこからは練習に没頭し、小休止もなくひたすら2時間練習した。「24時間戦えますか」の時代に働きぬいた私達。ピアノの練習だって小休止を挟むなんてことは頭をかすりもせず、お互い褒めたたえあいながら、ポジティブシンキングでひた走った。
ひととおり目途がついた時には夕焼けが空を染め。これまたお互いにひと呼吸しただけで練習終わりと暗黙の了解。
彼女が用意してくれた食事を温めてくれるいい香り。スパークリンをポンッと開ける景気の良い音。庭の花々を活けた花瓶。全てお手製の料理の品々。焼きたての低温発酵のパン、オイルサーディンとサラダ春菊のサラダ。鯵とエシャロットのバターディップ。白い鶏肉と赤紫の大粒のレーズンが橙色のニンジンに映えラペ。ハイドンも好物だったというあつあつのエスターハージ・ローストブラーテン。
やっぱり対面、いいね。顔をみながら、一緒に湯気のたつ美味を分け合って語りあうと時を忘れてしまう。彼女の最近の学術活動をお聞きしたり、自分の仕事のことを聞いていただいたり。時間はあっという間に過ぎてゆく。
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